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子どもが病気になって仕事を休みすぎ!ワーキングマザーが事前に考えておきたい対処法

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子育てしながら仕事をしているワーキングマザーの方の悩みの一つが「子供が病気になった時仕事はどうしよう…」という問題です。

私も息子がよく体調不良で子どもが熱を出していたため、職場に「休みます」という時の心苦しい気持ちはよくわかります。

こちらの記事では子供の体調不良の時にどうすればいいのか悩むワーキングマザーに向けて、私の経験を踏まえてどのような対策をしたらよいのかご紹介します。

子どもが病気になって仕事を休まざるを得ない…私の場合

子育てをしている母親が仕事をする時に一番気になるのが「子供が体調不良になった時」の対応です。

子どもが発熱したり、体調不良になるとケアのために仕事を休まざるを得ないのは母親、というのがほとんどではないでしょうか。

子供が園を休むたびに仕事先に迷惑をかけてしまい、謝罪をしなければいけない…というのはとても心苦しいですよね。

私の息子は赤ちゃんの頃からアトピー、食物アレルギーがあり、5歳ころから喘息も発症してしまいました。

季節の変わり目は風邪をひきやすく、突然発熱をして幼稚園を休むことも多かったです。

(本当に子どもって急に発熱しますよね。。。)

一度風邪をひくと咳もひどくなり喘息の発作も起こるため、なかなか症状が落ち着かず、数日~1週間ほど休むこともざらでした。

また当時はコロナ禍ということもあり、「風邪症状がある方はお休みください」と幼稚園から通達があったため、念のため休ませることも多々。

夏場にはとびひがひどくなり、前身に広がってしまいせっかくのお泊り保育も欠席せざるをえなくなってしまったこともありました。

息子が幼稚園を休むたびに仕事の調整をしなければらなかったり、職場に迷惑をかけてしまったこともあり、心苦しく思ったことは何度もありました。

ワーキングマザーが子供の病気で仕事を休んでしまう時に考えておきたい対処法

実際に子供が体調不良で休んでしまった時に職場に迷惑をかけてしまうのは、働く上では避けては通れない道です。

子どもはすぐに体調を崩してしまうため、職場との連携が重要となります。

ワーキングマザーを部下に持っていた経験や、私自身が子育てしながら働いていた経験を踏まえて対処法をご紹介します。

職場に事前に相談しておく

最も重要になるのは職場との連携です。

子どもの病気で仕事をお休みする場合には職場の上司、同僚に理解が得られるように相談をしておきましょう。

子どもの体調不良の傾向が感じられる場合、「もしかしたら明日休むことになるかもしれません。」など事前に相談しておいた方がよいでしょう。

日常的に職場の同僚とはコミュニケーションを取っておくほうが理解が得られやすい傾向があります。

私自身、正社員時代は部下に子育て中の主婦の方がいたので、実際に休まれる側の気持ちもよくわかります。

事前に「もしかしたら明日子どもが熱が出そうなので、休むかもしれません…」というご相談をいただいていた方がそれを想定した上で、仕事の調整ができるので助かりました。

仕事によってはリモートワークに変更できる場合もあると思うので、そうした準備もしておくと安心です。

看護休暇を利用する

企業によっては「看護休暇」が認められる場合があります。

「看護休暇」とは、未就学前の子供を育てる人が利用できる法定休暇制度です。

正社員だけの制度かと思われがちですが、パートやアルバイトなどの非正規雇用の方も対象となります。

看護休暇は小学校就学前の子ども1人につき1年間に最大5日間取得が可能です。子供が2人以上の場合には1年間に最大10日間取得できます。(3人以上の場合も10日間)

看護休暇中の給与に関しては、企業が有給が無給が決めることができます。

★参考サイト

看護休暇はどんな制度?取得条件から時間や給与の定め方まで徹底解説

しかし、きちんと法律で認められた制度とはいえ、給料が支払われる看護休暇制度を行っているのは現状まだ一部の企業に限られているのではないでしょうか。

看護休暇の制度はあっても無給、という企業もまだ多いですし、主婦の多いパートは対象外、という企業もあるでしょう。

もし看護休暇の制度がある企業にお勤めの方はきちんとした権利ですので、ぜひ積極的に利用していきましょう。

病児保育に登録しておく

子どもが病気になってしまった時も預かってもらえる「病児保育」も最近では増えてきました。

保育園や小児科のクリニック内などで看護師さんが常駐し、対応してくれるところが多いようです。

私の住んでいる自治体では市役所で事前に申請書を提出した上で、当日病児保育施設に予約するというシステムとなっています。

多くの場合、事前に登録が必要なケースがほとんどですので、検討している方は調べてみましょう。

子どもが熱を出してもどうしても自分が出社しなければいけない、というお仕事の場合、お近くに病児保育の受け入れ施設があれば利用してみるのも良いでしょう。

ワーキングマザーが子どもの体調不良を回避するために心がけたいこと

子どもが体調不良になった時の対処法をご紹介してきましたが、

「そもそも子どもが体調不良で園や学校を休まなければいいのではないか!」

という思いが湧いてきますよね!

ある程度子どもが体調を崩して休むことは仕方ないとはいえ、回数を減らしたい…というのは働いているお母さん方の本音かと思います。

私自身、長年アトピーを患ってきた経験があり、日頃の健康の重要性はひしひしと感じていました。

その経験から「日頃から健康な身体作り」を意識していますので、その一部をシェアしたいと思います。

1.日頃から免疫力を高める生活を心がける

風邪をひきにくい身体を作るためには「免疫力」を高めることが重要となります。

「免疫」とは、自己と非自己を認識し、外部からのウイルスや細菌などの「非自己」のものを侵入を防御する仕組みをいいます。

免疫がしっかりと機能していれば、コロナやインフルエンザなどのウイルスが流行っている時も体内に入って感染する前に防御することができます。

大人はもちろんですが、子どもも免疫力を高めておくことで、体調を崩す頻度を減らせる可能性があります。

日頃の生活習慣が重要のため、「免疫力を高める生活」を心がけていくことが大切です。

具体的に私が意識をしている点は下記のようなポイントです。

・野菜中心の栄養バランスのいい食事をとる

・睡眠時間をしっかり確保する

・甘いものや市販のお菓子を取り過ぎない

・添加物が多く含まれる食品をなるべく取らない

腸内環境を整える(乳酸菌サプリ、発酵食品を取るなど)

・身体を冷やさない(アイスや冷たいものを食べ過ぎない。飲み物は常温)

早寝早起きをし、バランスの良い食事をし、規則正しい生活をすることが免疫細胞の活性化につながります。

また、特に腸内に免疫細胞が多くいると考えられているため、腸内環境を整えて便秘を解消しておくことも大切です。

親子で日頃から免疫力を高める生活をしていきましょう!

自然療法を使いながら免疫力を高める体作りについて知ることができる、こちらの本もおすすめです!

2.日頃より子どもの様子を観察し、体調不良の予兆を察知する

毎日親として子どもと接しているものの、細かい子供の様子までチェックをしていますか?

体温がいつもより高かったり、逆に冷えていたり、寝つきが悪い、といったささいな違いも体調変化の気づきになることもあります。

突然熱を出すこともあるのが子どもですが、体調不良の前触れがあることもあります。

行事がありとても疲れていた、天気が悪く冷えてしまった、忙しくて寝るのが遅くなってしまった…

などいつもと違う状況があった時に体調を崩すことが多いのではないでしょうか。

また、風邪も咳から始まったり、鼻水から始まったり…というのもお子さんのタイプによって様々です。

できれば軽い症状のうちに治しておくのがベストですので、前触れが出た段階で早く寝る、消化のいい食事にするなど無理をさせないように気を付けていきましょう。

薬をなるべく使わずに症状を抑えたい、という方はこちらの本がお手当の方法が豊富に載っており、とても参考になります。

3.もし発熱したらゆっくり休ませる

どんなに気を付けていてもどうしても体調を崩してしまうのが子どもです。

子どもの体の機能は発達途中のため、ある程度いろんなウイルスや菌に感染していくことで様々な免疫を獲得していきます。

そのため、ある程度いろんなウイルスに感染したりすることも必要であり、避けられないのです。

もし子どもが発熱をしてしまったら、ゆっくりと休ませるしかありません。

熱が出た⇒病院に行って薬をもらわなきゃ!と思っているお母さんは多いかもしれませんが、発熱だけであれば家で寝かせておく方が良いです。

小児科に行くと解熱剤をもらうことも多いと思いますが、発熱しても安易に解熱剤は使うのはおすすめしません。

発熱という状態は体内にウイルスが入り込み、免疫細胞たちがウイルスをやっつけるために戦っている状態です。

そんな状態の時に解熱剤を使ってしまうと、体温が下がり免疫細胞たちの力も奪ってしまいまいます。

解熱剤を使って一時的に熱は下がって楽になるかもしれませんが、結果的にウイルス感染を長引かせることにもつながる恐れがあります。

もちろん必要な薬もありますが、薬を使うことの害も知っておきましょう。

こちらの本は医師が使わない方がいい薬について解説しており、ぜひ一読しておいてほしい一冊です!

ワーキングマザーが子どもの病気で休みすぎないために…在宅ワークの選択肢

子どもの病気で仕事を休んでしまうことが心配、職場に迷惑をかけて心苦しい…という方におすすめなのが「在宅ワーク」という働き方です。

私自身は息子が幼稚園に入ってから本格的に在宅ワークを始めました。

在宅ワークを選んだ理由はいろいろありますが、ひとつはアトピーやアレルギーを持つ息子のサポートを第一にしたいと思ったからです。

企業から仕事を受けて事務職の在宅ワークを行っていましたが、息子が体調不良で突然休んでも、家で寝ている間には様子を見ながら仕事が可能です

病院に連れて行ったりする場合には仕事を休んだり、時間の調整が必要となり、ご迷惑をかけてしまったこともありますが、

出勤せざるを得ない接客や工場の仕事などとは違い、在宅の仕事はある程度自分でコントロールが可能なケースが多いです。

★私自身が在宅ワークをしていて感じるメリットは下記の記事にまとめています!

特に子どもが病気の時に感じる在宅ワークのメリットは下記の2つです。

1.子どもが急に休んでも様子を見ながら家で仕事ができる

在宅ワークのメリットの一つは子どもが体調不良の時も家で仕事ができる点です。

発熱をして寝ていても、その間に様子を見ながら通常通り作業ができるため、仕事に大きな影響を及ぼさずに済みました。

仕事の時間に縛りがない場合には、昼間やるべき仕事を夜に変更したり、ということも可能です。

「子どもが体調不良で園・学校を休んだから仕事も休まなきゃ…。また職場に迷惑をかけてしまう…。」という焦りがなくなるのが在宅ワークのいいところだなと思います。

2.軽い風邪程度であっても休ませる余裕がある

在宅の仕事であれば、子どもが家にいても仕事ができるので、「ちょっと体調が心配」という時にも休ませることができます。

もちろん子どもが家にいる状態だと仕事が思うように進まない!ということにもなりがちですが、

「学校や園に行ってもらわないと仕事ができなくて困る!」という状態にはならないため、

無理やり園に行かなければいけない!という気負いはなくなりました。

私の元部下でも子どもの体調不良が続き、「もうこれ以上仕事を休みたくないから子どもに薬を飲ませてなんとか保育園に連れていきました!」という方がいましたが、

今思えば「そこまでしなくても…」と振り返ることがあります。

(子どもの体調改善より休むことへの申し訳なさや仕事のプレッシャーが強かったことの表れだと思うのですが…。)

在宅ワークであれば体調が心配な時には大事を取って学校や園を休ませて自宅で過ごすことも可能です。

わざわざ解熱剤を使ってまで無理やり幼稚園や保育園に行かせる必要はないため、子どもの体にも負担がかからずにすみます。

まとめ:ワーキングマザーは特に子どもの病気で休まないよう日頃の生活習慣が重要

子どもを持つワーキングマザーが働く上で大きな懸念となる「子どもの体調不良の場合の対処法」についてまとめました。

子どもが体調不良で園や学校を休み、仕事に支障が出てしまうのは避けられない事態です。

事前に職場とのコミュニケーションをしっかり取っておくことは大前提となります。

また、子どもの体調不良で休む回数を減らすためにも

1.日頃から免疫力を高める生活を心がける

2.日頃より子どもの様子を観察し、体調不良の予兆を察知する

3.もし発熱したらゆっくり休ませる

といったことを意識しておくことをおすすめします。

また、在宅ワークという働き方であれば、子どもの病気のたびに仕事を休むことは少なくなります。

1.子どもが急に休んでも様子を見ながら家で仕事ができる

2.軽い風邪程度であっても休ませる余裕がある

というメリットもあるため、小さいお子さんがいる方にはおすすめの働き方です。

ぜひ検討をしてみて下さい!

★お子さんがいても仕事の調整がしやすい!在宅ワークの探し方はこちら!

子どもが休みがちで仕事ができるか不安…。

在宅ワークの探し方についてもっと知りたい!

という方はキャリアカウンセリングもご検討ください!

ABOUT ME
キャリアカウンセラー さゆり
キャリアコンサルタント 10年間人材派遣会社で5000人以上のキャリアの支援をしてきました。 フリーランスのキャリアカウンセラーとしてセミナー実施の実績あり。 現在は埼玉県で小学校に通う息子の子育てしながら在宅ワークをしています。