在宅ワークで事務をしたい!という時の選択肢のひとつとしておすすめするのがクラウドワークスが運営しているビズアシスタントオンライン事務局(略してビズアシ)に登録することです。
私自身も初めて時給制の在宅ワークの仕事を経験したのが、ビズアシ経由でした。
ビズアシでの仕事は企業で働くため、必ず選考があります。
書類選考→企業との三者面談を経て正式に仕事が決定します。
仕事を進めるうえでやはり一番気になるのが「企業との三者面談ってどんな感じなの?」ということではないでしょうか。
特に仕事にブランクがあり、久しぶりに企業との面接、となると緊張しますよね!
こちらの記事では、私自身がビズアシでの三者面談で実際に聞かれた質問などをもとにリアルな内容をお伝えしていきます。
ビズアシの三者面談までの流れ
ビズアシ事務局の仕事に応募をするとまずは書類選考があります。
今までの経歴や自己PRをビズアシ宛に送り、企業との書類選考が通過をすると企業との三者面談に進むことができます。
選考の主な流れについてはこちらの記事で詳しく書いています。
ビズアシの三者面談の内容は?事務局担当者がサポートしてくれます
三者面談はビズアシ事務局、企業、アシスタント(在宅ワーカー)の3者の日程調整を行い予定を決めます。
オンラインでのツールはZoom、GoogleMeets、Skypeと様々でした。おそらくクライアントからの指定で決まるものと思われます。
5分前にはURLにアクセスし、万全な状態で参加できるようにしましょう。
企業担当者はだいたい1名~2名の方が参加されることが多かったです。
基本的にはビズアシ事務局の方が司会進行をしてくれます。
当日の流れは
①企業からの業務の説明
②アシスタントからの経歴の紹介
③事務局からの細かい確認
④お互いの質疑応答
という形で行われ、30分~1時間ほどかかることが一般的です。

ビズアシの三者面談ではどんなことを聞かれるの?
それでは、実際に私が三者面談で受けた質問の内容と質問に対してどのように答えたらいいのか、についてご紹介をしていきます。
1.今までの経歴についての詳細
やはり企業としても最も気になるのが「今までどんな仕事をしてきた人なのか」という点で、最もよく質問をされる項目です。
事前に経歴についてはビズアシから企業側に通達しており、さらに自ら経歴を紹介する時間もあるため、その内容について突っ込んで質問されることが多かったです。
例えば
・どんな業界を中心に担当していたのか
・どんなツールやシステムを使用していたのか
・何人ぐらいの規模で担当していたのか
など具体的な内容を質問されることが多いので、仕事内容の詳しい棚卸を事前にしておきましょう。

2.在宅ワークでどんなことをやっていたか
「在宅ワークでどんな仕事をしていましたか?」という質問もよく聞かれました。
育児をしながらクラウドワークスなどで在宅ワークを行っていました。という説明をすると案外「クラウドワークスでどんな仕事を受けていたんですか?」と聞かれるクライアントも多かったです。
正社員の仕事の内容ばかり詳しく聞かれると思っていたのでちょっと意外でした。
ビズアシの仕事もオンラインで完全在宅、という形式が多いため、在宅ワークのことについても企業としても「自宅でどんな形で仕事をしていたのか」という点は注目をしているようです。
3.志望動機
「どうしてこの仕事を希望したのですか?」といった志望動機の質問も、これも採用面談では定番ですが、業務委託であるビジアシの仕事でも聞かれます。
志望動機という堅苦しい質問内容ではなくても、「なぜ私どもの仕事内容に興味を持ってくれましたか?」というような形式で聞かれることもありました。
志望動機を回答する時に心がけてきたことは
・その仕事に興味を持った動機
(例:医療業界というなくてはならない分野なので、やりがいを持って働けると思った。)
・自分のスキルを生かせる点
(例:今までの人材業界での経験を生かして御社に貢献したいと思った。)
という2点を合わせて伝えるようにしてきました。

4.なぜ在宅ワークという働き方を選んだのか
「どうして在宅ワークを希望しているのですか?」といったこちらの質問もよく聞かれる質問のひとつです。
私の時は「育児中の仕事というと外でパートで働く、という選択肢ではなくなぜ在宅での仕事を選んだのですか?」などと言った質問の形で聞かれました。
企業側がアシスタントの仕事観について知りたい質問なのかな、と感じました。
育児中心に考えているのか、他の仕事と両立をしたいと考えているのか、など在宅で仕事をしたいと考えている理由をお伝えすればよいと思います。
私は「育児を中心とした働き方をしたいと思ったからです。通勤時間などがかからず時間を有効に使えることができるからです。」といった回答をしていました。
5.自分のアピールポイント
アピールポイントも面接の定番の質問例ですね。
企業に対して「この人を採用したい!」と思ってもらえるように、応募する仕事に直結する自己PRを考えておくことが大事です。
応募をする仕事に近い経験を持っている場合にはその経験をお伝えし、即戦力になりうる人材であることをお話してみてください!
そして仕事への強い意欲がある、というのも大きなアピールになります。
応募をする時の自己PRの書き方についてはこちらの記事に詳しく書いています。
面接の時にもこちらのポイントを参考にしてみて下さい!
6.自ら提案したり、新しいことを作り出した経験はありますか
意外と多かったのがこの質問です。
「仕事の中で自ら提案したり、主導になって動いた経験はありますか?」
「新しい事業の立ち上げの経験はありますか?」
などの質問を受けた機会が何度かありました。
私が受けた会社がベンチャー企業が多かったのもあったのか、「自分で考えて動ける人」という人材をアシスタント業務であっても求めているように感じました。
オンラインかつリモートで業務委託で依頼する形式なので、
信頼できる人材=考えながら仕事ができる人材、ということを判断して側面もあるのでしょう。
仕事に自ら動いて能動的に関わった経験がある方は評価が高くなる可能性があります。
もしそのような経験がある場合にはぜひアピールをしてみましょう。
ビズアシの三者面談の前にやっておきたい準備
ここでは、三者面談の前にやっておきたい準備についてまとめてみました。
三者面談が決まったら、ぜひチェックをしておいてください!
1.自分の経歴、実績をまとめておく
三者面談の流れの中ではアシスタントから説明する場面が必ずあります。
まずは「自分の経歴」をしっかりと話ができるように準備をしておくことが必要です。
私は三者面談の時に以前自分で作成した職務経歴書を手元に置いておきました。
その中でも応募する仕事に生かせそうな経験を重点的に話すようにしました。メモをしてまとめておきました。
自分の今までの職歴については簡潔に自分の言葉で面談で話ができるように、ぜひ「口に出して」練習もしておくのが大事です!

2.企業のHPを必ずチェックをしておく
受ける企業についての下調べも必ずしておきましょう。
ビズアシの場合、書類選考に合格して三者面談のスケジュールが組まれると受ける会社名をメールで伝えられます。
どんな企業なのかという会社概要、そしてどんなサービスを展開しているのか、という内容についてもチェックをしておきましょう。
事前に会社HPを確認しておくことで、企業への理解が深まり、三者面談で業務を説明してもらった時にイメージがつきやすくなります。
3.企業への質問事項をまとめておく
当日の面談の中で考えて質問をするのも良いですが、面談の前に「ここだけはきちんとチェックをしておきたい」ということを考えておくと気持ち的にも楽になります。
業務の説明を実際の仕事の画面を使ってこと細かに説明してくれる企業もあれば、あっさり終わってしまう企業もあります。
簡単な説明しかしてくれない場合には、自分が担当する業務が問題ないか突っ込んで質問することも大切です。
質問してくれる=仕事への意欲がある、と捉えてくれる企業もありますので、自分の仕事のためにも質問もしっかりしてみましょう。
4.服装は清潔感のある服装で
三者面談の服装も気になるところですが自宅ということもあり、基本的にはスーツではなくても私服でOKです。
露出度が高かったり、派手な服装はNGですが、ベーシックなものであれば問題ないと思います。
私は三者面談の時には黒いジャケットだけ羽織るようにしています。その方が自分の気持ちも引き締まるのでジャケット着用しています。
画面上とはいえ、服装や髪型、表情の印象も結果に関わる可能性がありますので、ぜひ意識をしてみましょう。
5.カメラに映る状態を事前にチェック
オンライン面接の前に案外チェックを忘れてしまうのが、パソコンで自分の画面に映る背景のチェックです。
リビングで対応しようとすると干したままの洗濯物など生活感のあるものが映りこんでしまい、恥ずかしい思いをしてしまいます。
事前に部屋を整理しておき、背景に何も映らない状態のところで対応をするようにしましょう。
Zoomでは背景を自分好みに設定できる機能もありますので、そうした設定にしておくのも良いかと思います。

在宅ワークの三者面談でもいかに事前に準備してアピールできるかが大事
在宅ワークでも正社員の面談と同様に「事前準備」がとても大事です。
ビズアシの場合、事前に自分の経歴やアピールポイントをメッセージに書いて応募をしますが、その内容をいかに濃くしっかり書くのか、によって面談の内容も変わってきます。
私が合格した企業では「応募の時の内容に〇〇という自分で考えて行動した、という実績があり、自ら考えて動ける方なのだと思ってオファーをしました。」
と言って下さいました。
三者面談でも企業からはその経験について「どのようなことを考えてそのような対応をしたのか」と詳しく質問をされました。
三者面談での好印象を得るためにしっかりとした受け答えをすることはもちろんですが、
事前に「面談で会ってみたいと思わせる経歴、アピール文の書き方」も選考においてはポイントになってくると思われます。

まとめ:ビズアシの三者面談は事務局のサポートがあるから安心!
ビズアシでの三者面談では
1.今までの経歴について
2.在宅ワークでどんなことをやっていたか
3.志望動機
4.なぜ在宅ワークという働き方を選んだのか
5.自分のアピールポイント
6.自ら提案したり、新しいことを作り出した経験について
といった質問がよく聞かれました。
事前にどんな受け答えをすればいいのか考えておくのがよいでしょう。
選考という形式である以上、オンラインであっても企業との面談はとても緊張しますし、何を言ったらいいのかわからない!という時もあると思います。
でも三者面談はビズアシ事務局が面談のサポートをしてくれるので安心です!
在宅ワーカーの立場からは聞きづらいことについてもビズアシ事務局の方が代わりに企業に聞いてくれたり、条件の交渉をしてくれます。
「三者面談で緊張してうまくアピールできなかった…。」という時にもスキルをお持ちの方であればビズアシ事務局がしっかりと売り込みをしてくれます。
そういう点でもビズアシのような仲介会社を利用するメリットがあると言えるでしょう。
ビズアシで仕事の選考を進めていく、という方はこちらの記事を参考に準備をして面談に臨んでみて下さいね!
★時給制で働ける在宅ワークを探したい方へおすすめしたいサイトについてはこちらでご紹介しています。
★ビズアシで仕事をするステップや実際のメリット・デメリットについてはこちらの記事で書いています!
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